南禅寺境内を散策している時、レンガのアーチ橋に遭遇しました!レトロ感あふれる橋は「水路閣」と呼ばれる水道橋で、サスペンスドラマのロケ地としても有名なのだそうです。京都の観光スポットは神社仏閣だけじゃないんですね。お寺の境内に広がるノスタルジックな風景をぜひご覧ください。
南禅寺 レンガのアーチ橋
南禅寺境内に広がるレンガのアーチ橋!レトロ感あふれる橋は「水路閣(すいろかく)」という水道橋で、最近は京都の絶景として人気なのだそうです。確かにノスタルジックな水道橋はSNS映えスポットに最適。私たちが訪れた時も写真撮影する多くの人で賑わっていました。
レンガ造りのアーチ橋「水路閣」は全長93.2m、高さ約9m。明治時代に、琵琶湖から京都市内へ水を引くために作られた疏水(そすい)です。
レンガ造りのアーチ橋は迫力満点!由緒あるお寺の境内に突如現れた不思議な光景に驚きました。南禅寺の景観と近代建築のアーチ橋は意表を突く組み合わせですが、それこそが伝統と革新が共存する京都ならではの魅力なのかもしれません。
水路閣 サスペンスのロケ地
南禅寺にある水路閣は、「科捜研の女」などサスペンスドラマのロケ地としてよく使われているそうです。重厚感のあるレンガ造りのアーチ橋は、まさに犯人を追い詰めるシーンにぴったり。これからは京都を舞台にしたドラマを見る時は、ロケ地も要チェックです。
南禅寺水路閣の設計・デザインは、日本の近代土木工学の礎を築いた田辺朔郎(たなべ さくろう)。美しいレンガ造りのアーチ橋は、古代ローマの水道橋を思わせるデザインで、異次元の世界に迷い込んだような不思議な空間です。
水路閣の右脇にある階段を上がると、水路に沿って歩くこともでき、どんどん進んでいくと蹴上インクラインにたどり着きます。
蹴上インクライン(けあげインクライン)は、1891年から1948年まで使われていた琵琶湖疏水による舟運ルートの傾斜鉄道(インクライン)で、現在は桜の名所となっています。
京都には有名な神社仏閣など多くの観光名所がありますが、意外な穴場スポットもあるのですね。南禅寺で水路閣に出会い、京都の新しい魅力を知ることができました。
南禅寺水路閣は京都市営地下鉄「蹴上駅」より徒歩10分。見学は無料です。
水路閣の基本情報
水路閣
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
電話:075-771-0365
定休日: 無休
料金:見学無料
アクセス
●京都市営地下鉄「蹴上駅」より徒歩10分
●市バス5系統「岡崎法勝寺町」より徒歩10分
駐車場: 南禅寺駐車場(50台/有料)
最後に
格式ある南禅寺とレンガ造りのアーチ橋はなかなかレアな組み合わせなので、SNS映えスポットとして人気なのも納得です。水路閣は秋の紅葉シーズンをはじめ、蹴上インクラインの桜や青紅葉など四季折々に楽しめるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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