2023年8月にMSCベリッシマに乗船しました。実はセレブリティミレニアムに乗船してからクルーズにハマってしまい、クルーズ関連のメルマガを読みまくっていたのですが、ある日、MSCベリッシマの格安クルーズを発見し、即決しました！
「MSCベリッシマ乗船記」としてクルーズ旅行の体験や感想をまとめてみましたので、よろしかったらご覧ください。
MSCベリッシマ 日本発着クルーズ
2023年8月16日から8月25日まで、MSCベリッシマ日本発着日本一周クルーズに乗船しました。
JTB旅物語「日本一周と熊野花火クルーズ10日間」というクルーズで、寄港地は別府、鹿児島、釜山（韓国）、境港、金沢、函館です。
実は、今回のクルーズ寄港地に別府は入っていなかったのですが、台風の影響で熊野花火が中止になり、その代替として、別府（大分）に立ち寄ることになりました。
＜MSCベリッシマ 日本一周クルーズの日程＞
8月16日（水） 横浜より乗船
8月17日（木） 終日クルージング
8月18日（金） 別府
8月19日（土） 鹿児島
8月20日（日） 釜山
8月21日（月） 境港
8月22日（火） 金沢
8月23日（水） 函館
8月24日（木） 終日クルージング
8月25日（金） 横浜で下船
MSCベリッシマ乗船記
MSCベリッシマ乗船記を 日本一周クルーズのスケジュールに合わせてご紹介します。
10日間のクルーズ中、終日航海日は2日、寄港地は別府、鹿児島、釜山（韓国）、境港、金沢、函館です。
MSCベリッシマ乗船記 1日目
ワクワクドキドキのクルーズ乗船日。
乗船場所は大黒ふ頭客船ターミナル。
日本発着最大級の超大型客船MSCベリッシマはベイブリッジを通過できないため、横浜大さん橋ふ頭には停泊できないそうです。
MSCベリッシマを間近に見て、その巨大さにびっくり！全長315.83mの超大型豪華客船は、19階建てのビルに匹敵するそうです。大きすぎてとても写真に納まりきれません。
クルーズターミナルに到着したら、乗船券とパスポートを渡してチェックインします。
数千人の乗客が乗船するので、チェックインカウンターは大混雑！これから始まる楽しいクルーズを想像しながらゆったり待つことにします。
乗船手続きが終わったら、いよいよMSCベリッシマの船内へ。
アトリウムのゴージャスな雰囲気に圧倒されながら、客室に向かいます。
今回宿泊するのは、リーズナブルな内側客室。
窓はありませんが、鏡の効果なのか、思ったより圧迫感はありません。
関連記事：MSCベリッシマの客室 内側キャビン＆アメニティ 低コストでも快適？
スーツケースの中の荷物をクローゼットや棚に収納し、ほっと一息。
でも、片付けが終わってもまだ気が抜けません。クルーズは、必ず乗船日に避難訓練があるからです。
しばらくすると、避難訓練の合図。クルーズカードを持って集合場所へ行き、チェックが終われば無事終了。
いよいよ待ちに待ったクルーズライフの始まりです。
早速、MSCベリッシマの船内探検♪
豪華客船の船内施設をすみずみまで見て回ることにしましょう～。
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 1日目 乗船日の過ごし方 まずは乗船手続き！
MSCベリッシマ乗船記 2日目
MSCベリッシマ乗船2日目は終日航海日。
1日のスタートは優雅な朝食から。
目の前に広がる雄大な海を眺めながら、1日の過ごし方をあれこれ計画します。
1日のプランを立てる時に役立つのが、船内新聞。
クルーズ中、毎日配られる船内新聞は、ドレスコードや食事の時間のほか、船内で行われる様々なイベントやショップのセール案内など情報満載です。
例えば、この日は、午後9時30分から、デッキの星空シアターでジブリ映画「ハウルの動く城」が上映されると記載されています。
もちろん、早めにデッキに行き、席を確保しました～♪
船内新聞を毎日チェックして、魅力的な情報を見逃さないようにしなければ！
MSCベリッシマ乗船記 2日目 終日航海日 船内での過ごし方
MSCベリッシマ乗船記 3日目
MSCベリッシマ乗船3日目、クルーズ寄港地の別府に到着。
寄港地には、朝から昼に入港し、夕方から夜に出港するケースが多いです。
別府の場合、入港は午前8時30分、出港は午後6時でした。
寄港地の過ごし方は、オプショナルツアーに参加して効率よく観光する、あるいは、自由気ままにフリーで観光する、または、下船せず船内でゆっくり過ごすと、3つのパターンがあります。
私たちは寄港地ツアーに参加せず、フリーで別府を観光することにしました。
客船ターミナルからタクシーに乗り、港から一番近い竹瓦温泉へ。
風情ある温泉で、”あつ湯”を体験しました。
クルーズ中、温泉まで堪能できるなんて嬉しい！
MSCベリッシマ乗船記 3日目 クルーズ寄港地観光 別府 フリーで竹瓦温泉へ
温泉に入ってランチを食べた後、早めに船に戻ってひと休み。それから、ロンドンシアターでバラエティーショーを鑑賞。
ビュッフェレストランで軽く食事をしてから、サンシャインパーティーへ。
クルーズなら部屋に戻るだけなので夜遊びしても大丈夫。
賑やかなカーニバルの余韻に浸りつつ、心地よい眠りにつきました。
MSCベリッシマ乗船記 4日目
MSCベリッシマ乗船4日目、クルーズ寄港地・鹿児島に到着。
クルーズ船から、鹿児島のシンボル・桜島が見えます。
鹿児島もオプショナルツアーではなく、客船ターミナルからタクシーに乗り、自由行動で観光しました。
特攻で亡くなられた方々の手紙や資料が展示されている「知覧特攻平和会館」、島津の殿様の別邸だった「仙巌園」、鹿児島一の繁華街・天文館などを訪れました。
また、仙巌園の名物ぢゃんぼ餅、天文館「むじゃき」のしろくまかき氷など、鹿児島グルメも堪能しました。
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 4日目 クルーズ寄港地 鹿児島観光モデルコース
寄港地観光を楽しんだ後、船に戻り、ビュッフェレストランで夕食。
今夜はイタリアンナイトなので、赤白緑のイタリアンカラーできめた人たちも！プロムナードのLEDスカイドームも鮮やかなイタリアンカラーです。
陽気なクルーに誘われて、ダンスパーティーの輪の中へ。いつの間にか一緒に踊り出している自分にびっくりしました。楽しかったな～。
MSCベリッシマ乗船記 5日目
MSCベリッシマ乗船5日目、クルーズ寄港地の韓国・釜山に到着。
釜山は前日に船内でオプショナルツアーに申し込み、シャトルバスで様々な観光スポットを回りました。
日本語が堪能なガイドさんの案内で、ポップでカラフルな甘村文化村（カムチョンムナマウル）、海の上を歩ける松島スカイウォーク、食べ歩きが楽しい国際市場などを訪れました。
ガイドさんに韓国で人気の化粧品（日本未入荷！）まで教えてもらって大満足です。
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 5日目 クルーズ寄港地観光 韓国 釜山オプショナルツアー
釜山の寄港地観光を堪能した後、船に戻り、ビュッフェレストランで夕食。
それから、ロンドンシアターでマジックショーを鑑賞した後、プロムナードでドームショーを観ました。
今夜はホワイトナイトなので、白一色できめたお洒落な人がいっぱい。
ベリッシマプロムナードやデッキ６でパーティーが開催され、夜遅くまでも盛り上がりました。
MSCベリッシマ乗船記 6日目
MSCベリッシマ乗船6日目、クルーズ寄港地の境港に到着。
境港は客船ターミナルからタクシーに乗り、自由行動で観光しました。
まず、島根の足立美術館まで長いドライブ、日本の美を極めた庭園を鑑賞した後、鳥取に戻り、鳥取砂丘、砂の美術館、そして、水木しげるロードなどを見学しました。
足立美術館
鳥取砂丘
砂の美術館
水木しげるロード
夕方まで寄港地観光を楽しんだので、ディナーの時間に間に合いませんでした･･･。
メインダインニングのディナーは午後5時と午後7時30分のいずれかに指定されています。私たちは午後5時なので、寄港地観光の日は大変！大急ぎで帰っても、ディナーの時間に遅れてしまうことが多かったです。
可能であれば、ディナーの指定時間は遅い時間を選んだ方が良さそうです。
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 6日目 クルーズ寄港地 境港 観光モデルコース
MSCベリッシマ乗船記 7日目
MSCベリッシマ乗船7日目、寄港地の金沢に到着。
金沢は客船ターミナルからタクシーに乗り、フリーで観光しました。
雅な雰囲気の「ひがし茶屋街」、金沢市街を一望できる「卯辰山公園」、珠姫の菩提寺「天徳院」、そして、金沢の台所「近江町市場」などを訪れました。
また、森八、小出浮舟、あめの俵屋にも立ち寄り、金沢ならではのお土産を購入。
あめの俵屋では人気のじろバターもゲットしました！
地元を知り尽くしたタクシー運転手さんのおかげで、様々な金沢の魅力を知ることができて良かったです。
今夜は、チョコレートパーティー！船に戻って、メインダインニングでディナーを堪能した後、アトリウムのパーティー会場へ。
テーブルにはチョコレートやケーキなど甘いお菓子がいっぱい！スイーツを食べながら、夜遅くまで遊びまくりました。
MSCベリッシマ乗船記 7日目 クルーズ寄港地 金沢 観光モデルコース
MSCベリッシマ乗船記 8日目
MSCベリッシマ乗船8日目、寄港地の函館に到着。
函館は前日にタクシーを予約したので、運転手さんが旗を持ってお出迎え。
五稜郭の美しい星形を見下ろせる「五稜郭タワー」、函館ベイエリアのランドマーク「金森赤レンガ倉庫」、津軽海峡に面した断崖絶壁「立待岬」などを訪れました。
有名な八幡坂で写真撮影も！
そのほか、六花亭のカフェでお茶したり、ラッキーピエロでチャイニーズバーガーを食べたり、盛りだくさんの半日観光となりました。
函館観光をたっぷり楽しんだ後、船に戻り、シアターでバイオリニストの演奏を鑑賞し、ビュッフェレストランで夕食。今回もメインダインニングのディナーの時間には間に合いませんでした･･･。
夜はアトモスフィアプール（デッキ15）でトロピカルパーティーが開催されました。
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 8日目 クルーズ寄港地 函館 観光モデルコース
MSCベリッシマ乗船記 9日目
MSCベリッシマ乗船記 9日目。最後の終日航海日です。
とうとう明日は下船日。翌朝は午前7時に部屋を出なければならないので、船内施設やアクティビティを楽しむ最後のチャンスです。
早起きしてデッキを散歩したり、ウォータースライダーに3回も乗ったり、メインダインニングで最後のディナーを味わったりと大忙し。最後の晩餐はクルーのみなさんが行進して盛り上げてくださり最高潮に！楽しい時間を過ごすことができました。
その後、ロンドンシアターのショーや蛍光色パーティーなどイベント満載だったのですが、明日に備えて早めに部屋に戻ることにしました。後ろ髪を引かれる思い・・・。
荷造りをして、スーツケースを客室の外へ出せば準備完了。
スーツケースは、翌朝、下船後に港で受け取ります。
うっかり洋服を全部スーツケースに入れてしまったら、パジャマで下船することになるので要注意です！
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 9日目 クルーズ最終日 最後の終日航海日は大忙し！？
MSCベリッシマ乗船記 10日目
下船日は手荷物だけ持って退室。下船の指定時間まで、船内のレストランでひと休み。クルーズ最後のひとときを心ゆくまで楽しみます。
下船の際、怪獣に扮したクルーがお見送り。遊び心のある演出に思わずにっこり。
最後の最後まで楽しませてくれるクルーのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです！
関連記事：MSCベリッシマ乗船記 10日目 下船日の1日 シャトルバスで横浜・桜木町へ
最後に
MSCベリッシマ日本一周クルーズ乗船記、いかがでしたか？乗船から下船まで、少しはイメージできたでしょうか？巨大な豪華客船はまるで一つの街が海を移動しているかのよう！洋上にいることを忘れてしまいそうになるベリッシマの魅力を少しでも感じていただけたら嬉しいです。
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