『ちびまる子ちゃん』を旅する本と静岡 清水の観光スポット

富士山 暮らし

「太陽の地図帖」名作漫画シリーズの「さくらももこ 『ちびまる子ちゃん』を旅する」は、『ちびまる子ちゃん』の貴重な資料や証言、美しい原画が詰まった素敵な本です。その中で紹介されている静岡の清水は、『ちびまる子ちゃん』の物語の舞台であり、作者さくらももこさんの出身地でもあります。ちびまる子ちゃんの世界を訪ねて、清水を旅してみませんか。

さくらももこ 『ちびまる子ちゃん』を旅する

「さくらももこ 『ちびまる子ちゃん』を旅する 」は、『ちびまる子ちゃん』の世界を丸ごと楽しめるムック本で、巻頭のイラストギャラリーをはじめ、まるちゃんの歴史、年表、登場人物相関図、作者さくらももこさんの仕事場の写真、吉本ばななさん、泉麻人さん、中森明夫さんの特別寄稿など読みごたえたっぷりです。

あいうえお順に紹介される『ちびまる子ちゃん』の登場人物図鑑には、たまちゃん、丸尾くん、花輪くん、はまじ、ブー太郎、野口さんなどおなじみのキャラクターのほか、「静岡のおじいちゃん、おばあちゃんを訪ねて「ひとり旅」をしたまる子が道に迷ったとき、助けてくれたルリ子さん」や、「神奈川県に住むまる子の文通相手・田辺和江」など、あまり知られていないレアな登場人物も出ていますよ。

また、1974~75年(昭和49~50年)の小学3年生の暮らしを描いた『ちびまる子ちゃん』の時代背景をひもとく特集「6のキーワードで旅する『ちびまる子ちゃん』」は、当時の文化や風習などを振り返る貴重な資料となっています。「昭和の暮らし」、「小学3年生の学校生活」、「懐かしの玩具」、「子ども文化」、「オカルトブーム」、「テレビとCM」の6つで構成された昭和カルチャー研究家・初見健一さんの特集は必見!通学路での物売り、駄菓子屋の駄玩具「くもの糸」など、怪しげなものに惹かれた当時の子ども文化が詳細に記されています。

ローラースルーGOGO、ラッセルヨーヨー、たまごツイスト、笑い袋などの懐かしいおもちゃ、仮面ライダースナック、チョコボールのおもちゃのカンヅメ、ポポロンならぬチョコロンなど70年代のお菓子、ツチノコ、ノストラダムスの大予言などのオカルトブームなど、当時を知る人はキーワードだけでもワクワクすること請け合いです。当時を知らない人には昭和の時代背景に新鮮な驚きを感じていただけるのではないでしょうか。


さくらももこ 『ちびまる子ちゃん』を旅する(38)

ちびまる子ちゃんの舞台 清水の観光スポット

『ちびまる子ちゃん』の物語の舞台「清水」には、ちびまる子ちゃんにまつわる観光スポットがたくさんあります。作者さくらももこさんの出身地でもある清水は富士山の麓にある港町で、当時は静岡県清水市でしたが、2003年に清水市と合併し、現在は静岡県清水区となっています。

ちびまる子ちゃんランド

ちびまる子ちゃんランド
住所:静岡県静岡市清水区入船町13-15
電話:054-354-3360 (エスパルスドリームプラザ代表)
営業時間:午前10:00~午後8:00(最終入館午後7:30)
入場料:大人 600円 子ども 400円 
公式サイト:http://www.chibimarukochan-land.com/

しずてつ ちびまる子ちゃん列車

ちびまる子ちゃん列車は、静岡鉄道とちびまる子ちゃんランドがコラボレーションしたラッピングトレインです。ちびまる子ちゃんのイラストに彩られた可愛い列車を見つけたらラッキー!

まる子ちゃん案内放送の時間
平日、金曜ダイヤ:10時から16時 
土曜、休日ダイヤ: 終日

巴川

まとめ

『ちびまる子ちゃん』の物語の舞台であり、作者さくらももこさんの出身地でもある「清水」には、ファンならずとも一度は行きたい観光スポットがいっぱいです。「さくらももこ 『ちびまる子ちゃん』を旅する」を持参して、物語に描かれている場面を振り返ってみるのもいいですね。ちびまる子ちゃんの世界を訪ねて、ぜひ一度訪れみてはいかがでしょうか。

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