八坂神社の夜景は幻想的で美しく、ライトアップされた境内は昼間の姿とはガラリと印象が異なります。西楼門の輝く姿や灯籠の灯りが幽玄な世界を創り出し、まるで神話の世界に迷い込んだよう。昼間とは趣の異なる“祇園さん”で古都の夜を堪能してみませんか？
八坂神社の夜景とライトアップ
八坂神社の美しい夜景をご紹介します。八坂神社は特別なライトアップイベントが開催されているわけではありませんが、常時明りが灯されているので、いつでも幻想的な夜景を楽しむことができます。
人けのない境内は静けさに包まれ、昼間の喧騒が嘘のよう。灯りに照らされた楼門、灯篭や提燈の灯が幽玄な世界に誘い込みます。
朱色の楼門に提灯の灯りが映えて美しい八坂神社の境内。
月夜に輝く楼門は幻想的で神話の世界に迷い込んだよう。
夜の八坂神社は昼間の喧騒が嘘のように人影もまばら。楼門と舞殿の提灯が、ひっそりと静まり返った境内にひと際明るく輝いています。
日中は多くの人で賑わう屋台もそろそろ店じまいの時間です。
八坂神社のご利益は、厄除け、開運招福、商売繁盛。毎年7月に行われる祇園祭や、初詣の賑わいでも知られる神社は京都の人気観光スポットでいつも混雑しています。八坂神社は24時間いつでも参拝できますが、静かに鑑賞したい時は夜がおすすめ。楼門のライトアップや国宝の本殿など情緒あふれる夜景をひとり占めすることができますよ。
縁結びの神様
八坂神社には縁結びの神様として有名な大国主命（おおくにぬしのみこと）と白兎の石像があります。大国主命は「大国さん」として親しまれている神様で、神話「因幡の白兎」のお話も有名です。
因幡の白兎
八坂神社の境内にある「大国さまと白うさぎ」の石像。大国さまを慕う兎が何とも愛らしい！
美御前社
美御前社（うつくしごぜんしゃ）は 、宗像三女神（むなかたさんじょしん）と呼ばれる「多紀理毘売命(たきりびめのみこと)」「多岐都比売命（たきつひめのみこと）」「市杵島比売命（いちきしまひめのみこと）」が祀られています。3人の女神の中でも、市杵島比売命は美容の神様として尊重されています。
美容水
美御前社にある美容水は肌だけではなく心まで美しく磨かれるという神水で、神社の前に湧き出る水を肌に数滴付けて心身ともに美しくなるように祈願します。祇園の舞妓さんも通っているという噂がありますが、本殿の奥の目立たない場所にあるので見逃さないようご注意くださいね。
八坂神社の基本情報
八坂神社
住所：京都府京都市東山区祇園町北側
電話：075-561-6155
参拝時間：24時間参拝可能
※9：00～17：00（社務所）
アクセス
電車
●京阪電車「祇園四条」駅より徒歩5分
●阪急電鉄「京都河原町」駅より徒歩8分
バス
JR京都駅より市バス100・206番「祇園」下車すぐ
駐車場：無し
公式サイト：https://www.yasaka-jinja.or.jp/
最後に
八坂神社の夜景、いかがでしたか？ライトアップされた幽玄な世界は昼間とはひと味違う美しさで参拝客を魅了します。“祇園さん”は24時間いつでも無料で参拝できるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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