ならしかトレイン 奈良の鹿 神様の使いをデザインした幸運を運ぶ列車♪

奈良駅 せんとくん 旅行

奈良公園のシンボルでもある鹿をモチーフにした列車「ならしかトレイン」が近鉄に登場しました。奈良の鹿が神様の使いとして崇められているように、実は鹿も古くから縁起がいい動物といわれています。鹿づくしの列車を見るだけでハッピーな気分になれそうですね!今回は鹿のラッピング列車と奈良の鹿が神様の使いと言われている由来などをご紹介します。

ならしかトレイン

近鉄に登場した鹿のラッピング列車「ならしかトレイン」は、車両の外側に鹿や、若草山や東大寺など奈良の観光スポットの四季が描かれたイラストでラッピングされています。車内の床は公園の芝生をイメージした明るい緑色。座席は鹿の背中の斑点をモチーフにしたデザインで、鹿の形のつり革や鹿の背中の斑点をイメージしたシートなどが設置され、まさに鹿づくしの列車となっています。

近鉄奈良-神戸三宮間で運行

「ならしかトレイン」は、1026系の6両編成で、主に近鉄奈良駅―神戸三宮駅間を走り、快速急行などで運行するそうです。奈良の鹿が神様の使いとして崇められているように、実は鹿も古くから縁起がいい動物といわれています。鹿づくしの電車を見るだけで幸運を運んでくれそうですね!

ならしかトレインの車内

公園の芝生をイメージした若草色の床、鹿の斑点をモチーフにした座席シート、鹿の形のつり革など、「ならしかトレイン」の車内はどこをとってもキュート!しかも、優先席のシートには白い鹿が描かれています。白い鹿は、鹿島神宮の武甕槌命(タケミカヅチノカミ)が、白鹿の背に乗り御蓋山(みかさやま)に奉遷されたという伝説を表しているのでしょう。

奈良の鹿は神様の使い

奈良公園の鹿

奈良の鹿は神様の使いと言われていますが、何故なのでしょうか?春日大社の社伝によれば、奈良時代に神様が常陸国から御蓋山(みかさやま)に白鹿に乗って来られたことから、奈良の鹿は神の使いとして大切に守られてきたようです。

奈良時代に神様が常陸国から御蓋山へお越しになる時、白鹿にお乗りになって来られたことから、春日神鹿は神様のお供であり、神の使いとして大切に扱われるようになりました。

御蓋山(みかさやま・三笠山)は春日大社の東方、春日山の主峰である花山の西方に位置する山で、「若草山の山焼き」でも有名な山で、山頂は奈良市街を見下ろす絶景スポットです。

鹿は縁起がいい動物

鹿は縁起がいい動物と言われているのは、神様の使い「神鹿(しんろく)」である鹿の”鹿(ろく)”は、幸い・喜びの意味を持つ”禄(ろく)”と音が通じることがその由来とされています

また、「龍に九似あり」という龍の姿を形容した表現がありますが、鹿の角は龍の角をイメージしたものと言われていることから、鹿は縁起がいいと言われるようになりました。確かに立派な鹿の角は、いかにも強いパワーを秘めていそうですね。

奈良の鹿は、今もなお天然記念物として大切に保護されていますが、野生の鹿がいつまでも暮らしやすい環境を守っていきたいですね。

最後に

縁起がいい鹿づくしの「ならしかトレイン」は見るだけでラッキーな気分になれそうですね。奈良には奈良公園をはじめ、東寺や春日大社など見どころがたくさんあります。ぜひ一度お出かけになってみてはいかがでしょうか。

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