清津峡渓谷トンネルのインスタ映えスポット 新潟バスツアー旅行記

清津峡 光のトンネル 旅行

話題のインスタ映えスポット「清津峡・光のトンネル」に行ってきました。東京から1泊2日のバスツアーで清津峡まで行ったのですが、自然とアートが織りなす絶景に圧倒されました。日本三大渓谷・清津峡を間近で堪能できる「清津峡峡谷トンネル」!全長750メートルのトンネルには、絶景を望むポイントがたくさんあります。その見どころをご紹介しますね。

清津峡渓谷トンネルの見どころ

「清津峡渓谷(きよつきょうけいこく)トンネル」は、日本三大峡谷「清津峡」を鑑賞できる観光名所で、特に床一面に水が張られた「光のトンネル」は大きな見どころの1つ!SNSでも話題のインスタ映えスポットです。新潟県十日町にある「清津峡渓谷トンネル」は東京から車で3時間ほどですが、私たちは1泊2日のバスツアーで行ってきました。

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清津峡第一駐車場そばの看板

黒部峡谷、大杉谷とともに日本三大峡谷の一つとして知られる新潟県の十日町市にある「清津峡」。清津川を挟んでそびえ立つ巨大な岸壁がV字型の大渓谷を創り出しています。その雄大で美しい渓谷は、国の名勝および天然記念物に指定されています。

「清津峡渓谷トンネル」に入ると、赤、緑、青、黄色のライトに照らされたトンネル「Tunnel of Light」が続きます。「清津峡渓谷トンネル」をアート作品として改修したのは、中国の建築家、マ・ヤンソンを代表とするMAD アーキテクツというアート集団だそうです。

清津峡渓谷トンネル

「清津峡渓谷トンネル」には3つの見晴所と一番奥にある「パノラマステーション」というスポットがあり、それぞれ目の前で「清津峡」の雄大な姿を堪能できますよ。

清津峡渓谷トンネル・光のトンネル

インスタ映えするパノラマステーション

清津峡峡谷トンネルを歩いていくと、約20分ほどで一番奥にある「パノラマステーション」に到着します。この絶景が「フォトジェニックな清津峡」!人気のインスタ映えスポットです。

「パノラマステーション」と3つの見晴所はどれも半円形ですが、「パノラマステーション」だけトンネルがミラー状になっています。また、床一面が水盤になっているので、トンネル全体に渓谷の景色が映り込み、大きな見どころとなっています。

清津峡 光のトンネル

半円形のトンネルの先に広がる大自然!水面には空、天井には渓谷の川が鏡のように映し出されています。天井と壁にステンレススチール、床一面に水が張られているため、全体が鏡のように見えるのです。峡谷を反転させた美しい水鏡を見つめていると、まるで異次元にいるみたいです。

清津峡 光のトンネル

清津峡を反射した不思議な水鏡は、ここでしか見ることができない絶景!それはまるで鏡を通り抜けて異次元空間に迷い込む「鏡の国のアリス」の世界です。

清津峡パノラマステーション

パノラマステーションの一番奥まで行くには、トンネルの端にある通路を歩きます。一段高くなっているので、足元が濡れる心配はありません。ただし大人気なので、すぐに行列ができます。順番待ちは時間がかかるので、余裕をもってお出かけくださいね。

清津峡パノラマステーション

見学する人の姿さえ風景の一部になる「フォトジェニックな清津峡」。暖かい季節になると、水中に入って写真撮影をする人もいるとか。そうなると撮影する順番が来るまで、かなり時間がかかるでしょうね。でも、目の前で清津峡渓谷の絶景を堪能できるのだから、並ぶ価値は十分にあると思います。パノラマステーションの風景は季節によって表情が変わるので、何度もリピートしたくなりますね。

清津峡峡谷トンネル「Tunnel of Light」

清津峡峡谷トンネルを進んでいくと、赤・緑・青・黄色と照明の色が変化して、ミステリアスな空間になります。

2018年の大地の芸術祭を機にリニューアルされた清津峡渓谷トンネルは、楽しい仕掛けがいっぱい!ライトに照らされた長い通路は、まるで秘密基地みたいです。

清津峡の光のトンネル(グリーン)

清津峡の光のトンネル(ブルー)

清津峡の光のトンネル(レッド)

清津峡の光のトンネル(イエロー)

清津峡渓谷トンネルの見晴所

清津峡渓谷トンネルには、3ヶ所の見晴所とトンネルの終点「パノラマステーション」があり、清津峡渓谷の雄大な姿を鑑賞することができます。それぞれの見晴所から眺めるダイナミックな景観はまさに圧巻です。

第一見晴所では、柱状節理(ちゅうじょうせつり)の岩肌を間近に見ることができます。美しい渓谷と川が織りなす自然の競演に圧倒されますよ。

清津峡渓谷トンネル見晴所から眺める風景

第三見晴所はまるで近未来空間のよう!トンネルの天井や壁に、しずく型の鏡がたくさん取り付けられています。赤いバックライトで照らされた鏡は窓のようにも見え、じっと見ていると吸い込まれるような不思議な感覚になります。

清津峡渓谷トンネルの第3見晴所

不思議なドームはアートなトイレ

清津峡峡谷トンネルに行ったら、絶対チェックしてほしいのが、第二見晴所にあるドーム型のオブジェです。何となく通り過ぎてしまったらもったいない!

清津峡峡谷トンネル内のトイレ

実はこれ、トイレとして実際に使える何ともユニークなアート作品なのです。左右に1つずつ、男女共用の個室があり、スリッパに履き替えて中に入ることができます。

個室に入ると、中から渓谷の絶景を鑑賞することができますよ。外からは中が見えませんが、中からは外が見えるのです。でもマジックミラー仕立てになっているとはいえ、使用するにはちょっと抵抗があるかも?私は見学するだけにとどめておきました。あっ、外に出れば、第一駐車場に公衆トイレがありますよ。

何はともあれ、不思議なアート作品をどうぞお見逃しなく!

清津峡渓谷トンネル内の様子

清津峡トンネルの入口

清津峡渓谷トンネルの入口は、清津峡の「柱状節理」をなぞらえた作りになっています。

「清津峡渓谷トンネル」の利用料は、大人(高校生以上) 600円、子供(小・中学生) 300円です。私たちはバスツアーなので、団体割引チケットで入場しました。

清津峡峡谷トンネルのチケット売り場

トンネルの受付時間は、8時30分~16時30分、閉抗時間は 17時です。

清津峡渓谷トンネル入口

トンネルの入口付近には、記念スタンプコーナーがあります。

清津峡渓谷トンネルのスタンプコーナー

トンネルの入り口から「光のトンネル」まで約20分。途中に木のベンチが置かれているので、疲れた時はひと休みできますよ。

清津峡渓谷トンネル内のベンチ

清津峡渓谷トンネル内のところどころに、現在地を示す標識があります。

峡渓谷トンネル内の標識

また、終点のパノラマステーションに行く途中、足元に動物の足跡を発見したり、ジオラマで場所を確認したり、いろいろ楽しみながら歩くことができますよ。

峡渓谷トンネルのジオラマ

時間の余裕があれば、清津峡の歴史などが書かれた説明をじっくり読むのもいいですね。トンネル内には、峡谷の美しさが際立つ見晴所のほか、様々な工夫が施されていました。

清津峡渓谷トンネル内の説明書き

トンネル内を観光するのは珍しい体験でしたが、雨の日でもお天気を気にせずに楽しめるのがいいですね。また足元に段差がないので、ベビーカーや車椅子も安全に移動できるのもメリットだなと思いました。

光のトンネル、パノラマステーションの水鏡、アートなトイレなど、「清津峡渓谷トンネル」の自然とアートのコラボレーションは、素敵な時間をプレゼントしてくれました。新潟って本当にいいところですね!

まとめ

見どころ満載の「清津峡渓谷トンネル」、いかがでしたか?写真を上手に撮れなくて、その魅力を伝えきれないのが残念ですが、不思議なアート空間はなかなかお目にかかれない絶景です。「光のトンネル」を見るためだけでも、新潟に行く価値は十分にあると思います。ぜひ一度行ってみてくださいね。

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