ユニバーサルスタジオジャパンに遊びに行き、フライングダイナソーに乗ってきました。人気アトラクションの中でも、特に怖いと言われるフライングダイナソーですが、絶叫マシンが苦手でも怖くなかった人、絶叫マシンが平気でも怖かった人など、乗った感想は様々です。私はジェットコースターなどの絶叫マシンは好きな方ですが、実際に搭乗する時、隣りの女の子がギリギリで乗るのを止めた姿を目撃して、少しでも怖さを軽減する対処法ってないのかなと思い、まとめてみました。よろしかったら、ご参考になさってくださいね。
▼関連記事▼
USJ9つのエリア別アトラクションと濡れるアトラクションベスト5!
フライングダイナソーとは?
フライングダイナソーは、映画「ジュラシック・パーク」に登場する恐竜プテラノドンに背中をつかまれ、猛スピードで振り回される様子を体感できるUSJの人気アトラクションで、「世界最長!世界最大高低差!」を誇る次世代型のジェットコースターです。
コース全長は1124メートル、落下速度は37.8メートル、フライングする長さは驚異の1キロ超え!所要時間は約3分なのですが、起伏が激しいコースをあおむけになったりうつ伏せになったりしながら進むので、もっと長く感じました。
私たちがフライングダイナソーに乗ったのは平日だったのですが、予想通り長い行列ができていました。午後2時頃に並んだのですが、乗る順番が回ってきたのは午後3時半近くになっていました。混雑していたので、1時間半ぐらい行列に並んだことになりますが、これでも待ち時間は短い方だったかも?
フライングダイナソーの待ち時間は、平日は100~120分待ち、休日は120~140分待ちが通常です。特に混雑する時間帯は、12時頃から16時頃まで、休日はさらに17時頃まで混雑状態が続くので、待ち時間を短縮したい場合は、朝一番か夕方以降に行く方がいいと思います。
また、待ち時間を短縮したい時は、お一人様専用の「シングルライダー」もおすすめです。「シングルライダー」とは、連れの人と一緒ではなく1人で乗ってもかまわないという人が優先的に搭乗できるシステムです。もちろん、カップルやグループで来た人でも利用できますよ。
私たちは座席がバラバラになってもかまわないので、「ジョーズ」や「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」などで「シングルライダー」を利用したのですが、フライングダイナソーの時は、うっかり通常の列に並んでしまい後悔しました。フライングダイナソーは4人乗りで、定員は32名なので混雑は避けられないのですが、1時間半の待ち時間は、正直つらかったです。途中で「有料の”エクスプレス・パス”を利用すればよかった」と思いました^^;
そして、ようやく搭乗する順番が回ってきたら、まず、バッグやスマートフォン、メガネなどを棚に預けます。マフラーなどもはずさなければいけないのですが、主人の襟付きセーターがマフラーに見えるらしく、待っている間もクルーの方に「はずしてください」と何度も言われ、その度に「これはセーターです」と説明し苦笑していました。ポケットの中も空っぽにしなくてはいけないので、鍵やヘアピンなどを入れている人は気をつけてくださいね。
・場所:ジュラシックパークエリア
・乗車時間:約3分
・定員:32名
・身長制限:身長132cm以上198cm未満
それでは、フライングダイナソーに乗った体験を実況中継風にお届けします♪
フライングダイナソーは怖い?怖くない?
果たして、フライングダイナソーは怖いのか?怖くないのか?USJ以外では体験できないスリル満点のアトラクションにチャレンジです。
通常のジェットコースターのように座席に座ると、ハーネスで体をしっかり固定されます。安全バーで支えられているので落ちる心配はないのですがドキドキです。すると、ライド(乗り物)がスタートする直前に、シートが回転し、頭と体が下になり、何とうつ伏せ状態に!不安定な体勢に戸惑う中、ライドが最高到達点を目指してゆっくりと上昇するかと思いきや、スタートした直後に、いきなり衝撃のファーストドロップが待っています。キャ~、まっ逆さまに急降下~!
ファーストドロップの落下状態からライドは再び急上昇し、強烈なひねりが加わったかと思うと、上へ下へ、左へ右へと振り回され、息つく暇もありません。
続いて、世界初の「インメルマンターン」に突入!フライングコースターとして世界で初めて実現したというインメルマンターンは、地面すれすれから上昇し、頂点で一気に180度旋回するのでスリル満点です。
その後、前転するように地面に突っ込み、仰向けの状態のまま、真っ暗闇の洞窟に潜ります。空から地中へ舞台を変えて、ライドは容赦なく猛スピードで走り抜けていきます。そして、地下洞窟を通り抜けると、ラグーンの大きな湖の上を旋回しながらゴールを目指します。
もう一度ひねりが加わり、水面から空へと眺めが変われば、いよいよゴール。急降下、急旋回、スクリュー回転とスリル満点のフライング体験は終了です。
フライングダイナソーはかなり激しいアトラクションですが、空を飛ぶ気分は最高でしたよ。でも、高所恐怖症の人や絶叫マシンが苦手な人は超怖いと感じるかもしれません。
実際、私たちの隣りに座っていた2人組の女の子の一人が、搭乗直前に「やっぱり無理。ごめんね」と言いながら、ギリギリで乗るのを止めてしまいました。寒い中、1時間半も待ったのに・・・。他人事ながら何だか可哀そうでした。
乗りたいのに怖すぎて乗れなかった、お友達に乗ろうと誘われて断り切れなかった、急に気分が悪くなった・・・など、乗れない事情は色々あると思いますが、怖さ軽減対策を知っていれば、いざという時に役立つかもしれません。
フライングダイナソーの怖さ軽減対策と注意点
フライングダイナソーの怖さ軽減対策は、まず、なるべく怖くない席を選ぶことです。人によって感じ方は様々だとは思いますが、後ろの座席の方が怖い、真ん中の列はあまり怖くないという感想をよく聞きます。また、座席は外側より内側の方が怖くないと感じる人も多いようです。だから、少しでも怖さを軽減したい方は、クルーの方に声をかけて、座席を変えていただくといいかもしれません。
また、フライングダイナソーは猛スピードで地面に向かって落下するので、ふわっと浮くような浮遊感があります。浮遊感が苦手な方は、前かがみになると浮遊感が軽減されるので、ぜひ試してみてください。それから、高所恐怖症の人は足元や周りを見るとますます怖くなるので、目を閉じている方がいいと思います。でも、先がわからないと余計に怖いという方は、目を閉じない方がいいでしょう。
何が起こるのかわからないから怖いという場合は、あらかじめ、飛行コースを調べてシミュレーションしておくのもおすすめです。事前にイメージを植え付けておけば、「もうすぐ落下しそう」とか「このへんで回転するかも」などと心構えができるので、恐怖心が軽減するでのではないでしょうか。
思い切って大声で叫ぶのも効果的です。大きな声を出し深呼吸すると、体内に酸素がたくさん取り込まれ、心が安定するからです。また、腹式呼吸は浮遊感を軽減させる効果があるので、落下する時は鼻から少しずつ息を出し、お腹に力を入れてみてください。怖さの原因は人それぞれ違うと思いますが、呼吸法などを意識して少しでも怖さが軽減できるといいですね。
1.飛行コースを調べてシミュレーションする
2.真ん中の列の内側の座席に乗る
3.前かがみになり浮遊感を軽減させる
4.高所恐怖症の人は目を閉じる
5.大声を出す
6.体調管理に気をつける
その他の注意点としては、スカートよりパンツを履いた方がいいと思います。あおむけになったりうつ伏せになったり、動きが激しいので、スカートだと下着が見える可能性があるし、動きにくいからです。もしもあなたがスカート派なら”見せパン”を履いていくことをおすすめします。
それから、コンタクトがはずれないかなと心配な方は、ソフトタイプなら全く問題ありません。目を開けたまま乗っても大丈夫です。でも、ゴミが入ると痛いので、念のために目薬を持参しておくと安心ですよ。
絶叫マシンが苦手でない人でも、睡眠不足や食べ過ぎなどで気分が悪くなる場合もあります。USJに遊びに行く時は、体調管理に十分気をつけてくださいね。
まとめ
フライングダイナソーの怖さ軽減対策と注意点、少しはご参考になりましたでしょうか?落下、回転、速度など怖さのポイントは人それぞれだと思いますし、当日の体調によっても感じ方が変わるでしょう。だから絶対に無理する必要はありませんが、もし可能であれば、フライングダイナソーの爽快感をぜひ一度味わっていただきたいと思います。鳥のように上空を駆け抜ける気分は最高ですよ!睡眠不足や食べ過ぎなど体調管理に気をつけて、楽しい時間をお過ごしくださいね。
コメント