金沢には兼六園、金沢21世紀美術館、ひがし茶屋街など様々な観光スポットがありますが、ほとんどが市内中心部に集まっているので半日で廻ることができます。バスでも廻れますが、観光タクシーの貸切プランを利用するのもおすすめです。
今回はクルーズ寄港地として訪れた金沢の半日観光モデルコースをご紹介します。
金沢 半日観光モデルコース
金沢の半日観光モデルコースをご紹介します。城下町 金沢は日本三大庭園の一つ「兼六園」や昔の街並みが残る「ひがし茶屋街」、それから現代アートを鑑賞できる「金沢21世紀美術館」など見どころ満載。行きたい場所をピックアップして、タクシーの運転手さんに効率よく廻れるルートを提案していただきました。
地元金沢のベテラン運転手さんおすすめの金沢半日観光モデルコースです!
金沢駅(鼓門、もてなしドーム)
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金沢21世紀美術館
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兼六園
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ひがし茶屋街
金沢駅(鼓門、もてなしドーム)
金沢21世紀美術館
兼六園
ひがし茶屋街
兼六園の見どころ
兼六園は金沢を代表する日本庭園で、「徽軫灯籠(ことじとうろう)」「霞ヶ池(かすみがいけ)」など広大な敷地に名所が点在し、どこをとっても絵になります。
徽軫灯籠
徽軫灯籠は二本足の燈籠で高さは2.67m。絵葉書やガイドブックなどでもおなじみの兼六園のシンボルです。二本の足が琴の糸を支える琴柱(ことじ)に似ていることから名付けられたと言われています。霞ヶ池と一体となった姿は日本の美そのものです。
霞ヶ池
「霞ヶ池(かすみがいけ)」は兼六園で最も大きな池で、周辺には徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島、栄螺山、内橋亭などがあります。
池の中央に浮かぶ「蓬来島(ほうらいじま)」は亀の形に似ていることから「亀甲島(きっこうじま」と呼ばれています。
時雨亭
時雨亭(しぐれてい)は兼六園にある甘味処で、日本庭園を眺めながら抹茶やお菓子をいただくことができます。
唐崎松
唐崎松(からさきまつ)は園内一の見事な名木。冬の風物詩・雪吊りでも有名です。兼六園では11月1日から12月中旬頃まで雪吊り作業が行われ、3月中旬まで雪吊りを見ることができます。
ひがし茶屋街の見どころ
金沢の昔の街並みが残るひがし茶屋街。お洒落なカフェや伝統工芸品のお店などが多く、そぞろ歩きしながらグルメやショッピングが楽しめます。情緒溢れる古い町並みは絶好の撮影スポットで、着物姿の観光客がポーズする姿をあちらこちらで見かけます。
箔座ひかり藏は「純金プラチナ箔」の器・アクセサリー・バッグなどを扱うお店で、店舗奥には純金プラチナ箔と24Kの純金箔で仕上げた「黄金の蔵」があります。見学は無料です。
金沢21世紀美術館の見どころ
金沢21世紀美術館は開放的な空間で様々な現代アートを鑑賞することができます。館内の展示施設のほか、遊具で遊べる「屋外交流ゾーン」などもあり、子どもから大人まで楽しめる美術館です。
私たちが訪れた時は「ムーミン展」が開催されていました。
「屋外交流ゾーン」には色々な遊具があります。
金沢21世紀美術館には「屋内交流ゾーン」や「屋外交流ゾーン」など無料で遊べる展示が多く幅広い世代で楽しめるお出かけスポットにです。
金沢駅の見どころ
ひゃくまんさん
JR金沢駅構内にいる「ひゃくまんさん」は石川県の観光PRマスコットキャラクター。ちょびヒゲを生やしたダルマみたいな風貌がユニークです。よく見ると、加賀友禅柄の菊やぼたんが描かれています。
「ひゃくまんさん」は縁起物の郷土玩具「加賀八幡起上り」をモチーフにして作られたそうです。輪島塗、金沢箔、加賀友禅など石川の伝統工芸が凝縮されたデザインから、豪華絢爛な「いしかわ百万石物語」が伝わってきます。
金沢駅「金沢百番街」には、おみやげやグルメのお店が揃う「あんと」、ファッションやカフェが集まる「Rinto」、デイリーゾーンの「あんと西」と3つのエリアがあります。
「あんと」には和菓子や洋菓子、地酒、工芸品など金沢のお土産が充実しています。
そういえば、「あんと」とは「ありがとう」の意味で金沢の方言なんだそうです。ネーミングひとつにも、おもてなしの心が込められているのですね。
金沢駅は「世界で最も美しい駅14選」の1つに選出されています。
もてなしドーム
金沢駅兼六園口にある「もてなしドーム」は幾何学模様のガラスの天井が迫力満点!『駅を降りた人に傘を差し出すおもてなしの心』というコンセプトに雨や雪が多い金沢ならではの配慮が込められています。
鼓門
鼓門(つづみもん)は金沢の伝統芸能 能楽で使われる鼓をイメージした、高さ13.7mの巨大な門。威風堂々とした2本の太い柱に圧倒されます。
日没から0:00まで、正時(毎時00分)ごとに2分間、ライトアップされます。加賀五彩(えんじ、藍、草、黄土、古代紫)をイメージした光の色は曜日ごとにそれぞれ異なり、土・日・祝日は全ての色(5色)がそれぞれ2分間ずつ点灯します。
時計噴水
金沢駅の時計噴水は時間と文字が浮かび上がるユニークな噴水。無数の小さな噴水が、時刻表示や文字を表し、「Welcome」「KANAZAWA」「ようこそ金沢へ」などランダムにおもてなしの文字が表示されます。夜には美しいライトアップも楽しめます。
金沢百番街
金沢駅構内にある商業施設「金沢百番街」は、おみやげやグルメのお店が揃う「あんと」、ファッションやカフェが集まる「Rinto」、デイリーゾーンの「あんと西」と3つのエリアに分かれています。
「あんと」には和菓子や洋菓子、地酒、工芸品など金沢の名産品がたくさんあるので、お土産選びに最適です。
そういえば、「あんと」とは「ありがとう」の意味で金沢の方言なんだそうです。ネーミングひとつにも、おもてなしの心が込められているのですね。
金沢百番街のランチ
金沢百番街「あんと」の「加賀屋 金沢店」でランチをいただきました。加賀屋の味とおもてなしをリーズナブルな価格で体験できるなんて驚きです。金沢駅直結のアクセスも嬉しいですね。
様々な施設が充実している金沢駅は「世界で最も美しい駅14選」の1つに選出されています。
最後に
金沢半日観光モデルコース、いかがでしたか?今回は観光タクシー(3時間コース)の例をご紹介しましたがバスでも可能です。事前に各スポットの滞在時間をザックリ決めておくと半日でも効率よく楽しめるでしょう。ただし金沢21世紀美術館のアート作品など時間をかけて鑑賞したい場合は、1日たっぷり時間をとって観光することをおすすめします。
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