大阪のシンボルタワー通天閣に行ってきました。その足元に広がるのはコテコテな街・新世界!ド派手な看板や鮮やかなネオンは「これぞ大阪!」の風景です。ディープな魅力を放つ新世界とレトロでどこか懐かしい通天閣、今回は、その何とも言えない不思議な魅力をお伝えします。
通天閣のライトアップとイルミネーション
「なにわのシンボル・通天閣」は、大阪の街が360度見渡せる展望タワー!そして通天閣がそびえ立つ賑やかなエリアが新世界です。昭和の空気を色濃く残す「新世界」は、串カツの街としても有名で、大阪の食べ歩きには欠かせない場所です。
ジャンジャン横丁を通り抜け、イルミネーションがきらめく新世界にたどり着き、ライトアップされた通天閣を見つけた途端、大阪に来たんだなあと実感します。通天閣とは「天に通じる高い建物」という意味だそうです。高さ108mの展望台から大阪の美しい夜景を堪能しましょう。
5階屋上:特別屋外展望台「展望パラダイス」
5階:黄金の展望台
4階:光の展望台
3階屋上:通天閣庭苑
3階:トップフロア
2階:アンダーフロア
地下1階:わくわくランド
通天閣の展望台エレベーター
通天閣の展望台に行くには、まず「わくわくランド」につながる地下へ行きます。それから、円形エレベーターに乗り、2階の展望エレベーター乗り換え口に移動します。通天閣に搭乗する前から上がったり下がったり、何だかややこしいですね^^;
2階のアンダーフロアにある路面電車を模した電車通路も見どころの1つ。ここから展望エレベーターへと進みます。
展望エレベーターに乗ると、一気に5階まで上がります。エレベーター内の天井を見上げると、満月に浮かぶビリケンさんの姿が!
こちらは星空に輝くビリケン座♪
エレベーター内のパフォーマンスを楽しんでいると、「黄金の展望台」のある5階に到着!豊臣秀吉の茶室に見立てたという展望台は、あたり一面ピカピカです♪
幸運を呼ぶ神様「ビリケンさん」が鎮座している周辺は、特に神々しい雰囲気が漂っています。ビリケンさんの足の裏を触ると、商売繫盛・合格祈願・縁結びなどあらゆる願いを叶えてくれるそうですよ。
黄金の展望台には福の神「ビリケンさん」のほかに7人の神様がいて、最強の八福神めぐりができるんです。通天閣が最強のパワースポットだったなんて、知りませんでした!
おみくじやおまもりなど、ビリケンさんの開運グッズもあって見飽きません。黄金の展望台にいるだけで、運気が上がる気がします♪
座るだけでご利益がありそうな椅子!撮影スポットにぴったりです。
特別屋外展望台「展望パラダイス」のチケット売り場も、黄金の展望台にあります。通天閣の入場料のほかに別途500円かかりますが、屋外で眺める風景はスリルと感動を味わえる絶景だそうです。
営業時間
平日:10:00〜18:00(最終受付17:45)
土・日・祝日:10:00〜20:00(最終受付19:45)
追加入場料金
満5才以上:500円
満5才未満:入場不可
通天閣 光の展望台とミラーボール
続いて、黄金の展望台から階段で降りて、4階の「光の展望台」へ移動します。ミラーボールがキラキラ輝く「光の展望台」は、まるでディスコみたい!ヒカリモノ好きな大阪らしい演出に思わずニヤリ♪
あべのハルカスや通天閣本通商店街などもよく見えます。5階と4階では高低差があるので、それぞれ夜景の表情が違います。2つの眺めを見比べてみると面白いですよ。
通天閣 ルナパークのジオラマ
3階のトップフロアーには、約100年前のルナパークと通天閣を再現したジオラマが展示されています。ルナーパークは、日本初のロープウェイをそなえた巨大遊園地で、噴水の庭園やメリーゴーランドなどがあったそうです。当時、通天閣とルナパーク内のホワイト・タワーはロープウェイで結ばれていたとか。その光景はまさに”新世界”だったでしょうね。
3階にはマザー牧場プロデュースの「カフェ・ド・ルナパーク」があり、看板メニューの「通天閣パフェ」や、大阪名物のミックスジュースなどがいただけます。
グリコ・ポッキーの赤い椅子が可愛い!ソファ席には、お菓子なクッションもありますよ。
ハートの形をしたポッキーの撮影スポットもあります。
3階には趣がガラリと違う「通天閣庭苑」もあります。地上26mのトップフロア屋上にある日本庭園で、ししおどしや石灯篭などがある心落ち着く空間です。
和風モダンな通天閣庭苑には、何故か夢をかなえるゾウ・ガネーシャもいます。インドの神様とビリケンさんと七福神が同じ建物の中にいるなんて、さすが大阪!やることが違いますね。
ひと通り見学し終わったら、再び、地下1階にあるわくわくランドへ。
グリコ、森永、日清食品など、おなじみの食品メーカーのお土産がズラリと並んでいます。大阪らしいお土産も揃っているので、見ているだけでも楽しいですよ。わくわくランドだけなら入場料なしで利用できるので、お土産探しにもぜひどうぞ!
通天閣 キン肉マンコーナーとヂャンヂャン町
2階のアンダーフロアにはお楽しみがいっぱい!チケット売り場にある「チケットを売る男」の看板は映画のパロディです。通天閣の中には、ほかにも「ビリケン真実の口」や「ビリケンの泉」など、クスっと笑える仕掛けがたくさんあります。
2階アンダーフロアには、ヂャンヂャン町という昔の新世界をおもしろおかしく再現したエリアもあります。
ビリケンゲートをくぐれば、キュートなビリケンさんがいっぱいです。
展望台エレベーターへの通路にズラリと並んだカプセルトイコーナーも要チェックです。
通天閣のビリケンさん
通天閣には黄金のビリケンさんをはじめ、たくさんのビリケンさんがいます。ユニークなビリケンさんの中から、お気に入りの神様を見つけるのも楽しいですよ。
新世界で見つけたビリケンさん
通天閣を出てからも、新世界のあちらこちらでユニークなビリケンさんに出会えます。こちらが新世界で見つけたビリケンさんたち♪それぞれ個性的で甲乙つけがたいですよね。
通天閣へのアクセス
通天閣の最寄り駅は、徒歩10分圏内に5つあります。
JR環状線「新今宮駅」東出口 徒歩7分
南海電車「新今宮駅」西出口 徒歩10分
阪堺電車・阪堺線「恵美須町駅」 徒歩3分
大阪メトロ堺筋線「恵美須町駅」3番出口 徒歩4分
大阪メトロ御堂筋線「動物園前駅」1番出口 徒歩7分
私たちが利用したのは、JR環状線「新今宮駅」です。ザックリとした説明しかできないのですが、新今宮駅から通天閣までのルートを記載しておきますね。初めての道をゆっくり歩いたので、15分ぐらいかかってしまいました。
新今宮駅(東改札)を左へ
↓
横断歩道を渡りMEGAドンキ方面へ
↓
世界の大温泉スパワールド
↓
ジャンジャン横丁に行く階段を下る
↓
ジャンジャン横丁を通り抜ける
↓
新世界
↓
通天閣
世界の大温泉スパワールドからジャンジャン横丁に行く道は、ゆるやかな上り坂です。ライトアップされた通天閣はとても綺麗ですが、ルートによっては薄暗い道を通らなければならないので、ご注意くださいね。
営業時間:9:00〜21:00(入場は終了時間の30分前まで)
定休日:年中無休
料金:大人(高校生以上):700円
子供(5才~高校生):400円
まとめ
ど~んとそびえ立つ通天閣は、これぞ大阪!ここでしか見られない唯一無二の光景です。派手な看板、きらびやかなネオン、賑やかなのにどこかせつない雰囲気も漂う新世界・・・。その独特な空気感こそが大阪の醍醐味なのかもしれません。あちらこちらから「楽しんでいってや~♪」というビリケンさんの声が聞こえてきそうな愛すべき浪速の街に、ぜひ一度お出かけくださいね。
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