神奈川県相模原市にある津久井湖は桜の名所の１つで、春になると津久井湖を挟む2つの公園を中心に美しい桜が咲き誇ります。場所によって開花時期が異なるので長い期間お花見を楽しむことができます。特に桜とダムの珍しい光景は必見！もしお花見の旬を逃しても四季折々に美しい花を楽しむことができます。今回は色とりどりの春の花を堪能できる津久井湖城山公園をご紹介します。
津久井湖の桜
津久井湖城山公園は、城山ダム、津久井湖を臨みながら、桜の花を鑑賞することができる絶景スポット。桜の種類はソメイヨシノ、開花期間中は夜間鑑賞も実施されます。また、毎年、津久井湖さくらまつり(3/25,26)も開催されます。
城山ダムの両岸にある「水の苑地」と「花の苑地」、それから津久井城跡にある「根小屋地区」と、津久井湖城山公園は3つのエリアに分かれています。時間や目的に合わせてお花見コースを選べるのも嬉しいポイント。それぞれのエリアはかなり離れている（特に根小屋地区）ので、1か所に絞ってお花見を楽しむのもいいですね。（各エリアに無料駐車場があります。）
今回訪れたのは4月中旬。桜の見頃は過ぎていましたが、色とりどりの花が咲き乱れ、見どころ満載でした。
関連記事：津久井湖城山公園 水の苑地 花の苑地 パークセンター 3つのエリアの見どころ
水の苑地の花スポット
水の苑地には津久井湖と城山を一望できる湖畔テラス、滝と噴水、芝生広場、大型花壇などがあります。滝や噴水でマイナスイオンを浴びたり、広大な芝生広場でピクニックしたり、大型花壇に咲く美しい花を眺めたり、お楽しみがいっぱいです。
ツツジが満開の噴水階段エリア。
駐車場にある花壇にも春の花がいっぱい！チューリップ、パンジー、アリッサムなど色とりどりの花が目を楽しませてくれます。パンジーはクリアスカーレットとクリアパープル、スミレはミルクセーキ、チェリー、ブルーフィズ、パイナップルと花の種類が表示されているのも嬉しいですね。
噴水階段にある花壇にはキンギョソウも咲いていました。
5月になると大型花壇のルピナスの花が満開になり、 ルピナス祭が開催されます。
2023年5月7日（日）
午前10時から午後3時まで
入退場自由
雨天中止
花の苑地の花スポット
津久井湖城山公園・花の苑地では桜とダムの珍しい光景を眺めることができます。また、桜の小道があり、三月下旬から四月上旬にかけて桜のトンネルをくぐりながら散策することができます。
以前は戦国バーベキュー場でバーベキューも楽しめたのですが、2023年2月に閉業してしまい残念です。バーベキュー場の一角には津久井湖完成に貢献した「加藤詮（かとうあきら）」の銅像があります。
花の苑地の駐車場からもダムの景色を眺めることができます。
根小屋地区の花スポット
根小屋地区の四季の広場には大きな桜の木が立っています。そのほか、展望広場、森のステージなどがあり、お花見を楽しみつつ子どもと一緒に遊ぶことができます。
四季の広場の大型遊具やアスレチックで遊んだり、展望広場で丹沢の山を眺めたり、森のステージで小鳥のさえずりに耳をすませたり、根小屋地区は子どもから大人まで1日楽しく過ごせるエリア。土日祝に開催されるクラフト体験に参加するのもおすすめです。
また、季節の花を観察する時にも最適な場所。ところどころに花の名前がわかるプレートが立っています。
根小屋地区は水の苑地と花の苑地からかなり離れていますが、大型滑り台やアスレチックなどもあるので親子連れのお出かけに最適です。
関連記事：津久井湖のアスレチック施設で遊ぼう
津久井湖城山公園の基本情報
県立津久井湖城山公園（けんりつつくいこしろやまこうえん）
住所：神奈川県相模原市緑区根小屋１６２
電話：042-780-2420（津久井湖城山公園管理事務所）
アクセス：JR横浜線・相模線・京王相模原線「橋本駅」から神奈中バス「城山高校前」下車徒歩3分、「津久井湖観光センター前」下車1分
駐車場：無料（8:00～19:00）
水の苑地：65台
花の苑地第1駐車場：59台
花の苑地第2駐車場：59台
根小屋地区：43台
※いずれも身体障がい者用含む
公式サイト http://www.kanagawa-park.or.jp/tsukuikoshiroyama/
※詳細は公式サイトでご確認下さい。
最後に
津久井湖には水の苑地、花の苑地、根小屋地区（パークセンター）の3つのエリアでお花見を楽しむことができます。特に桜とダムの珍しい取り合わせは見逃せません。もしお花見シーズンを逃しても大丈夫。それぞれ四季折々の花や木を鑑賞することができますよ。見どころ満載の津久井湖へ、ぜひ一度お出かけになってみてはいかがでしょうか。
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