クルーズの避難訓練 外国船の船内放送は英語だけど大丈夫?

クルーズ船 セレブリティミレニアム 旅行

クルーズでは避難訓練が行われますが、乗客は必ず参加しなければならないと国際法で義務付けられています。とはいえ、外国船の場合、英語が基本なので心配になりますよね。でも、あらかじめ避難訓練の流れを知っておけば安心です。

今回はセレブリティミレニアムクルーズの避難訓練の様子を紹介します。

クルーズの避難訓練 船内放送は英語だけど大丈夫?

クルーズ船 救命ボート

クルーズ船の避難訓練は、国際海洋法で義務付けられているので乗客は全員参加しなければなりません。通常、乗船後24時間以内に行われます。

外国船の場合、基本的に英語のみなので不安になりますが、クルーズスタッフがしっかりサポートしてくれるので大丈夫!英語が苦手でも心配する必要はありません。

船内新聞に避難訓練の集合場所や時間が記載されているので、あらかじめ確認しておきましょう。

船内放送は、外国船の場合は基本的に英語、日本船の場合は日本語ですが、数か国語(フランス語、スペイン語、イタリア語など)で行われる場合もあります。

英語が通じないことが心配な方は、添乗員同行のクルーズを選ぶといいかもしれません。困った時は、いつでも日本語で説明してもらえます。

そのほか、日本発着クルーズや日本人が多いクルーズ船には日本人スタッフやコーディネーターが乗船していることが多いので安心です。

デッキ

避難訓練で役立つクルーズ用語をメモしておくのも安心材料の1つになります。

【避難訓練で役立つクルーズ用語】
◆避難訓練
マスタードリル (muster drill)
ボートドリル (boat drill)
ライフボートドリル (lifeboat drill)
エマージェンシードリル (emergency drill)
ゲストエマージェンシードリル (guest emergency drill)
◆救命胴衣
ライフジャケット(life jacket)
◆避難集合場所
マスターステーション (master station)

英語の「避難訓練」はいろいろな呼び方がありますが、それぞれ ”drill(ドリル)”という言葉が使われています。 drillには「穴をあける」のほかに「訓練」という意味があるなんて知りませんでした!(汗)

セレブリティミレニアムクルーズの避難訓練

オレンジ色の救命ボート

セレブリティミレニアムクルーズでは、16時15分頃に避難訓練開始の案内が始まりました。※出港は17時。

避難訓練のマスターステーション(集合場所)は客室のドアの内側に表示されています。また、シーパスカードにも集合場所の番号が記載されています。

船内放送と警笛が聞こえたら、マスターステーションに移動します。その際、救命胴衣(ライフジャケット)を持参する必要はありません。

もし集合場所がわからなくても、通路に待機しているスタッフに案内してもらえるので安心です。

避難訓練では点呼で出欠を確認されます。(客室番号を伝えればOK。)乗客全員の点呼が終わったら、救命胴衣の使い方などの説明が行われます。

夕暮れのクルーズ船内デッキ

避難訓練の説明は15分程度なのですが、乗客全員が集まるまでかなり時間がかかります。待ち時間が長くて途中でスルーしたくなりますが、避難訓練が終われば乗船手続きは全て完了!いよいよ待ちに待ったクルーズライフのスタートです♪

関連記事:日本発着クルーズ旅行記 豪華客船セレブリティミレニアム 10泊11日で日本一周

最後に

船は飛行機や列車などほかの交通機関と比べても安全と言われていますが、いざという時にために避難訓練は必要です。乗船後、荷ほどきをしてひと休みする時間帯なのでサボりたくなりますが、安心して船旅をスタートするためにも余裕を持って参加しましょう。

関連記事:セレブリティミレニアム 豪華客船で日本一周クルーズ旅行 10万円台のお得な船旅

コメント

タイトルとURLをコピーしました