2月下旬、百草園の梅を鑑賞するために百草園駅から京王百草園まで歩いてみました。「百草園の激坂」を通るルートなのでかなりハード!でも、聖蹟桜ヶ丘駅までの帰り道は下り坂なのでのんびりウォーキングを楽しむことができました。今回は、”行きはよいよい”ならぬ”帰りはよいよい百草園の”ウォーキングコースをご紹介します。
百草園の激坂はハード!
2月下旬、京王百草園で梅を観賞するために百草園駅から聖蹟桜ヶ丘駅周辺を散策してみました。今回のウォーキングコースは、まず百草園駅から「京王百草園」に行き、帰りに聖蹟桜ヶ丘駅までのんびり歩くルートです。
百草園駅から京王百草園まで徒歩約10分なのですが、途中に「百草園の激坂」と呼ばれる急な坂道があるので、ウォーキングコースとしてはかなりハード。私たちは何度も立ち止まりながら歩いたので、かなり時間がかかってしまいました。
一方、京王百草園から聖蹟桜ヶ丘駅までの帰り道は、なだらかな下り坂なので楽々♪鼻歌まじりにのんびり散策することができました。
京王百草園の最寄駅「百草園駅」は新宿から約36分。京王新宿駅から特急「京王八王子行」に乗車し、府中駅で各駅停車「高尾山口行」に乗り換えます。
百草園駅には北口と南口があり、京王百草園は南口から徒歩約10分です。
百草園駅から京王百草園へ
それでは、百草園駅から京王百草園までのウォーキングスタート!
百草園駅の改札を出たところに京王百草園の案内図があるので、あらかじめチェックしておくと安心です。
まず、百草園駅南口を出て、川崎街道の横断歩道を渡ります。すると、「あと150メートル先を左折」と書かれている京王百草園の案内板があるので、道案内に沿ってそのまま右方向に歩き、左折します。左折する場所にも案内板が出ているので迷う心配はありません。
住宅街にある坂道をゆっくりと進みます。
坂道の途中に三沢砂土緑地の看板がありますが、ここはまだ序の口。この先に「百草園の激坂」と呼ばれる急な坂があるので、覚悟して登らなければなりません。
「百草園の激坂」はなんと最大斜度24%!!何度も休憩しながら、一歩一歩先を目指して歩きました。
息も絶え絶え、ようやく百草園に到着!でも、まだ油断は禁物。百草園の入口にも階段があるので、もうひと踏ん張りです。私たちは百草園の目の前にある八幡下公園のベンチでひと休みした後、百草園に入りました。
着きました~!丘陵にある百草園は、階段を上り切ると美しい景色が広がって、疲れが一気に吹き飛びます。
京王百草園の日本庭園は梅の名所として有名ですが、そのほかにも四季折々の花木が目を楽しませてくれます。
私たちが訪れた2月下旬は見ごろを迎えた梅の花をはじめ、水仙、福寿草、ロウバイなどが咲いていました。
可憐な水仙が春の訪れを告げています。
樹齢300年の古木『寿昌梅(じゅしょうばい)』のふもとには、黄色の福寿草が咲いています。
ロウバイの黄色い花は、まるでロウ細工のようにツヤツヤと輝いています。辺りには甘く芳しい香りが漂っていました。
関連記事:京王百草園 東京都日野市 梅の名所で有名な高台にある美しい日本庭園へ
京王百草園から聖蹟桜ヶ丘駅周辺
京王百草園から聖蹟桜ヶ丘駅までのウォーキングはゆるやかな下り坂なので、行きの比べて楽々です。百草園のそばにある百草八幡神社を参拝した後、小島善太郎記念館や百草観音像などに立ち寄りました。
百草八幡神社
百草八幡神社は歴史ある神社。天然記念物「百草のシイノキ群」があり、スダジイの巨木はこの場所以外では見ることができないそうです。
百草のシイノキ群
小島善太郎記念館
小島善太郎記念館は、洋画家・小島善太郎の住居とアトリエ、晩年を中心とした作品約30点と遺品などが展示されています。
丘の途中でお地蔵様を発見!雑木林、栗林、竹林など里山の自然を堪能しながら足取り軽く歩きます。京王百草園から聖蹟桜ヶ丘駅方面へ向かう道のりはゆるやかな下り坂なので、行きのウォーキングコースに比べるとかなり楽に感じました。
川崎街道に出て、一ノ宮の信号が見えたらあと一息。そのまま聖蹟桜ヶ丘駅方面へ進み、到着です。お疲れ様でした!
最後に
京王百草園から聖蹟桜ヶ丘までのウォーキングコースは変化に富んだ楽しい道のりです。ただし、百草園駅から京王百草園へ行く場合、「百草園の激坂」を通るのでかなり疲れます。歩きやすい靴でお出かけくださいね。
コメント