百草園の梅まつり「ひなまつり 雛人形・つるし雛展 雛の国見せと曲水の宴」に行ってきました。京王百草園は東京都日野市にある日本庭園で、梅の名所として知られており、毎年2月から3月に約800本もの梅の木が見ごろを迎えます。高台にあるため見晴台からの眺望も抜群で、晴れた日は富士山や東京スカイツリーも見えます。園内には若山牧水の歌碑や松尾芭蕉句碑などもあり見どころ満載です。
ひなまつり 雛人形・つるし雛展
百草園の「ひなまつり 雛人形・つるし雛展～雛の国見せと曲水の宴～」は梅まつりに開催されました。
色鮮やかで古式ゆかしいお雛様と愛らしいつるし雛の競演！その華やかで美しい様子に感動しました。
色とりどりのつるし飾りは夢のよう！
「ひなまつり 雛人形・つるし雛展」は「室礼研究会ゆずり葉」の協力のもとに企画された人気イベントで、今回は約5年ぶりだそうです。来年も開催されるといいですね。
梅の名所 京王百草園
京王百草園（けいおうもぐさえん）は都内有数の梅の名所で、春には約50種500本の梅が咲き誇ります。毎年2月頃、白と紅色の花びらが混在する『思いのまま』や、緑色のがくが美しい『月影』などが見ごろを迎え、恒例行事「梅まつり」では、ひな人形やつるしびなの展示なども開催されます。
園内の至る所に梅が植えられていますが、特に樹齢300年の『寿昌梅（じゅしょうばい）』は必見！寿昌院が徳川家康の長男・信康追悼のために植樹した名木です。松連庵の前にあるのでお見逃しなく。
最寄り駅の京王線百草園駅南口から徒歩約10分。ただし、駅から百草園に向かう際は急な坂道が続くのでご注意ください。車で行く場合は、京王線百草園駅にはタクシー乗り場がないので、隣駅の聖蹟桜ヶ丘または高幡不動を利用した方がいいかもしれません。京王線「百草園駅」は京王線新宿駅から約30分です。
駅から京王百草園までの登り坂のほか、園内にも階段や坂道があるので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。
百草園の入園料は大人300円。京王パスポートカードを提示すると、240円に割引されるのでお持ちの方は忘れずに♪
松連庵
京王百草園には茅葺き屋根が見事な「松連庵」があり、赤い番傘と緋毛氈（ひもうせん）との鮮やかなコントラストが印象的です。豊かな自然に美しく映える風情ある風景は撮影スポットにも最適です。
園内の売店では、通常、焼き芋・よもぎ茶・よもぎうどん・梅の実まんじゅうが販売され、おまつりの時は、そば・うどん・お団子などの臨時売店も登場します。
若山牧水の歌碑
百草園には若山牧水の歌碑があります。宮崎県出身の歌人で自然を愛する牧水は、百草園によく通っていたそうです。
眺望抜群の見晴台
京王百草園の見晴台は高台にあるので眺望抜群！天気のいい日は、東京スカイツリーや富士山も見えます。運が良ければ、筑波山が見えるかもしれません。
松連庵から坂道と階段を上がって「見晴台」へ。
今回は富士山が見えました！
京王百草園は心字池や松連庵など見どころ満載！
園内には坂道や階段がありますが、美しい花を観賞しながら歩くので、意外と楽に登ることができます。
とはいえ、ところどころにひと休みできる椅子があるのは嬉しいですね。
百草園の案内図に季節ごとに楽しめる花が提示されているので、お気に入りの花をチェックして、次回のお出かけプランを立てるのもよさそうです。
1月は水仙やロウバイ、2月は梅や福寿草、3月は白モクレンやボケの花、4月はツツジやシャクヤク、カタクリの花、5月は藤やシャクナゲ、牡丹、6月はアジサイ、7月はノウゼンカズラやスイレン、8月は百日紅、9月は萩に金木犀、10月はホトトギスや吉祥草、11月は紅葉、12月は山茶花と年間を通してたくさんの植物を観賞することができます。
四季折々の花が楽しめる京王百草園は、春の梅まつりや秋の紅葉まつりなど季節毎にイベントも開催されます。都心からも30分ほどで行けるので、ふらりと出かけて季節の訪れをいち早く感じてみてはいかがでしょうか。
ウォーキングマップ
京王百草園周辺は緑豊かでウォーキングにも最適です。百草園駅から行く場合、登り坂を上がるのが大変なので、私たちは百草園で梅を鑑賞した後、帰り道に聖蹟桜ヶ丘までのんびり歩いてみました。緑豊かな風景の中を歩くと気分爽快です。余裕があれば、ぜひチャレンジしてみてください。
京王百草園のウォーキングマップを参考にして散策するのもおすすめ！聖蹟桜ヶ丘駅～京王百草園コースと、高幡不動駅～京王百草園コースが提案されています。
⇒https://www.keio-mogusaen.jp/access.html
京王百草園の詳細
京王百草園
住所：東京都日野市百草560
電話：042(591)3478
定休日：水曜日
（祝日の場合は翌日、
年末年始12 月30 日～ 1 月3 日）
※催事期間中は無休
営業時間：午前9:00 ～午後5:00
（11月・12月は午後4:30 まで）
入園料：大人/ 300 円 小人/ 100 円
駐車場：無し
アクセス
●電車：京王線百草園駅下車徒歩10分
●車：聖蹟桜ヶ丘駅・高幡不動駅からタクシー10分
公式サイト：https://www.keio-mogusaen.jp/
最後に
京王百草園は梅の花をはじめ四季折々の花々が楽しめる美しい日本庭園です。晴れた日は見晴らし台から富士山もよく見えます。自然あふれる庭園へぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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