アラビアの真珠はイノダコーヒーの定番メニュー。 東京では大丸東京8階にある支店で京都の老舗喫茶店の美味しい珈琲をいただけます。イノダコーヒー大丸東京店は紳士服売り場にあり、大人の雰囲気が漂うクラシックなお店。東京駅周辺の静かな喫茶店は落ち着いたインテリアなので、男性の方でもゆっくりくつろげます。
イノダコーヒー大丸東京店
イノダコーヒー大丸東京店は、京都の老舗珈琲店「イノダコーヒ」の支店で、東京駅八重洲口にある百貨店・大丸東京8階(八重洲側)にあります。ポールスミスやタケオキクチなどが入っている紳士服フロアにあるためか、大人の雰囲気が漂う落ち着いた雰囲気です。
赤を基調としたクラシックな店内には、カウンター席とテーブル席があり、座席数は合わせて58席です。特に人気なのは、大きな窓のある八重洲側のカウンター席で、東京の景観を堪能できる特別な場所です。
デパートの中にあるとは思えないほど静かな喫茶店で過ごすひととときは、まさに至福の時間。慌ただしく過ぎていく日常の中で、時にはカフェではなく、あえて”純喫茶”と呼びたいクラシックなお店でゆっくりくつろぐのもいいですよね。
イノダコーヒー「アラビアの真珠」
イノダコーヒーの定番は「アラビアの真珠」というモカコーヒーをベースにした、ヨーロピアンタイプの深焙りブレンドです。香り、コク、酸味を絶妙なバランスに仕上げたというこだわりの珈琲は、ミルクと砂糖が入っているにも関わらず、コーヒー本来の味が楽しめます。
そう、「イノダコーヒー」の珈琲には、初めから砂糖とミルクが入っているのです。コーヒーにミルクと砂糖を入れて出すこと、そして職人さんが焙煎した豆をネルドリップ式で淹れることが「イノダコーヒー」の創業当時からのこだわりなのだそうです。注文する時に、「コーヒーに砂糖とミルクは入れますか?」と確認されるのも、特別感があって素敵です。
厚手のコーヒーカップからも、冷めないようにという心遣いが感じられます。少しとろみのあるミルクも、きっと特別な配合なのでしょう。スプーンには小さい角砂糖がちょこんと載っています。カップのロゴマークもレトロ可愛い味わいです。そんな小さな工夫の1つ1つが嬉しくなるブレイクタイム♪レベルの高い珈琲店が多い京都でも「イノダコーヒー」は別格というのもうなずけます。
私たちが注文したのは、ケーキセット¥1250(税込み)、珈琲はもちろん「アラビアの真珠」です。夜8時頃に行くとケーキがほぼ売り切れ状態になのですが、並ばずに入店できるので、あえてこの時間を狙うのもおすすめです。
イノダコーヒーのセットメニューは、ケーキセットのほかに、ロールパンセットC(¥1160)・イノダお子様プレート(¥1300)・Beerセット(¥1540)・京のブランチ(¥1700)などがあります。
また、小説家・池波正太郎も愛したというイノダコーヒ名物「ビーフカツサンド」(¥2100)や、メレンゲたっぷりのレモンパイ(¥660)など様々な逸品が揃っています。ちょっと贅沢ですが、常連さんになって老舗の味を1つ1つ味わってみたくなりました。
砂糖とミルク入りの香り豊かな珈琲と、レトロな味が魅力のインテリア。昔ながらの喫茶店「イノダコーヒー」は、初めてでもなぜか落ち着く素敵な空間です。次回は、売り切れだったレモンパイと一緒に、美味しい珈琲をいただきたいなと思っています。
イノダコーヒーの営業時間とアクセス
イノダコーヒー大丸東京店は、JR東京駅八重洲北口改札を出て徒歩1分!「大丸東京店」は東京駅に直結しているので、改札を出てすぐにたどり着けます。雨の日でも外に出ることなく、駅から直行できますよ。都会のど真ん中にありながら、静かに過ごせる純喫茶は「都会のオアシス」なのかもしれませんね。
住所:東京都千代田区丸の内1-9-1(大丸東京店8階)
営業時間:10:00~20:00(木・金のみ10:00~21:00)
定休日:元旦のみ休業
電話:03-3211-0033
アクセス:JR東京駅下車 徒歩1分
公式サイト:https://www.inoda-coffee.co.jp/shop/tokyodaimaru/
東京駅周辺にはのんびり散策できる観光スポットも多いので、時間に余裕があれば、珈琲ブレイクの後に、ぜひチェックしてみてくださいね。
最後に
レトロな空間で味わうこだわりのネルドリップコーヒー♪京都の美味しい珈琲が、東京でいただけるなんて嬉しいですよね。東京駅周辺で静かな喫茶店をお探しなら、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?
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