国会議事堂見学ツアー 参議院議場 大人の社会科見学 東京編

国会議事堂 おでかけ

国会議事堂の見学ツアーに行ってきました。当日は予約なしで立ち寄ったのですが、その場で直接申し込み、無事に見学することができました。参議院議場、御休所、中央haji広間など、初めて見る政治の現場に感動!最寄り駅「永田町」からほど近く、無料で楽しめる東京の観光スポットは大人の社会科見学にもおすすめです。

国会議事堂

国会議事堂は永田町の高台に立つ日本政治の最高機関で、昭和11年に完成しました。「白亜の殿堂」と称される左右対称形の建物は、正面に向かって左側に衆議院、右側に参議院の会議場があります。政治の中枢を担う国会議事堂は一見近寄りがたいイメージですが、実は無料で見学できる東京の観光スポット。国会議事堂内をめぐる見学ツアーは、大人の社会科見学に最適です。

国会議事堂見学ツアーは予約なしでも見学可能。当日、参議院参観受付で申し込めばOKです。ただし、平日のみなのでご注意ください。待ち時間は国会議事堂周辺にある国会前庭などを散策するのもおすすめです。

国会議事堂見学ツアー
見学できる日:月曜日から金曜日まで(土、日、休日、年末年始は休み)
見学できる時間:午前9時~午後4時
※ツアーは1時間ごとに見学開始
受付場所:参議院参観受付窓口(参議院西通用門横)
詳細はコチラ
>> https://www.sangiin.go.jp/japanese/taiken/bochou/kengaku.html

国会議事堂見学ツアー

国会議事堂見学ツアーの見学時間は、午前9時から午後4時まで。1時間ごと(午前9時、午前10時、午前11時、正午、午後1時、午後2時、午後3時、午後4時)に見学が開始されます。

見学者は指定された時間までに手荷物検査を受け、衛視の方の案内で、国会議事堂内を見学します。手荷物検査は毎時40分(指定時間の20分前)から始まるので、早めに行っておくと安心。指定時間まで参議院別館の議員面会所で待機することができます。参議院別館の議員面会所には、国会議事堂関連のお土産が揃うお店も入っているので要チェックです。

国会議事堂見学ツアーの参観順路は、参議院議場、廊下、御休所前広場、御休所、中央広間、中庭。所要時間は約1時間です。

国会議事堂見学ツアーの流れ

手荷物検査の後、エスカレーターで参議院参観ロビーへ。

参議院参観ロビーには貴族院議場に置かれていた御椅子(おいす)や議事堂模型などが展示され、参議院の活動やこれまでの歩みが分かりやすく紹介されています。

国会議事堂の模型

衛視の方から説明を伺った後、参議院参観ロビーから3階まで階段で一気に上がります。でも、希望すればエレベーターも使えるのでご安心ください。

国会議事堂見学ツアー中、歩きながらの写真撮影はできませんが、各所で自由に撮影する時間が設けられています。嬉しい配慮のおかげで、近寄りがたい国会議事堂のイメージが吹き飛びました。

参議院議場

2階にある参議院議場は本会議が開かれる場所。正面中央には、開会式の時に天皇陛下が臨席されるお席、その前に議長席と演壇、その一段下に速記記者席があります。

参議院の衆議院の違いは、参議院本会議場だけ天皇陛下の御席があることです。

国会議事堂 参議院議場

議席は演壇を中心に半円形に配列されています。初めて見る政治の現場に感動!

国会議事堂の参議院議場

見学者は3階の傍聴席に座って、実際に見下ろすことができます。本会議場の木彫りも見応えがあります。

国会議事堂の参議院議場

廊下

国会議事堂の廊下には赤いじゅうたんが敷かれています。議事堂内の廊下の長さは、階段などを含めて約4キロメートル! 国会議員になることを「赤じゅうたんを踏む」と例えることもあるそうです。

国会議事堂の廊下

御休所前広場

御休所前広場の壁は「時鳥(ホトトギス)」、床は大理石のモザイク模様、筒型の天井にはステンドグラスの天窓が設けられています。

国会議事堂の天井

御休所入口は1つの大理石を掘り抜いたものだそうです。すごい!

御休所

御休所(ごきゅうしょ)は、開会式の当日、陛下がお入りになり、両院の議長と副議長にお目にかかる場所です。部屋の内装は檜を用いた本漆塗り。ガラス越しの見学ではありますが、当時の建築や工芸技術の素晴らしさに圧倒されます。

国会議事堂の御休所

中央広間

国会議事堂のステンドグラス

中央広間は議事堂で一番高い中央塔の真下にあり、2階から6階まで吹き抜けになっています。天井までの高さは32.62mあり、法隆寺の五重の塔がちょうど入る大きさです。

美しいステンドグラスの天窓。床には大理石のモザイク模様が描かれています。

国会議事堂

国会議事堂内にある銅像は、板垣退助、大隈重信、伊藤博文。そして、三人の銅像のほかに空席の台座があります。4人目を誰にするか決められなかったため、将来に持ち越されたと言われている空座で、「政治に完成はない。未完の象徴」という意味もあるそうです。

中庭

建物内の見学を終えた後、中庭へ。

国会議事堂

衆・参両議院の玄関前にある噴泉。前庭には大きな銀杏の木も植えられています。

国会議事堂の噴水

国会構内の前庭には遊歩道があり、その両側に「都道府県の木」が植えられています。ちなみに、東京、大阪、神奈川は共にイチョウ、北海道はアカエゾマツ、京都はキタヤマスギです。

国会議事堂の中庭

最後は正門前。国会議事堂をバックに写真撮影ができます。目の前にある国会議事堂の威厳ある姿にあらためて圧倒されます。

国会議事堂

各自、写真撮影を終えた後、自由解散となります。

国会議事堂のお土産屋

国会議事堂のお土産屋

国会議事堂のお土産は、参議院別館の議員面会所のほか、「国会ギフト 思い出屋」で購入できます。国会議事堂近くのバス専用駐車場内にあり、誰でも入店できます。岸田文雄総理大臣のイラストが描かれたお饅頭やクッキー、国会オリジナルグッズなど、ここでしか手に入らない国会議事堂関連の土産物がたくさんあるので、見学ツアーの後、ぜひチェックしてみてくださいね。

国会ギフト 思い出屋 国会参観バス駐車場店
住所:東京都千代田区永田町1丁目8
営業時間:10:00~17:30

国会議事堂の詳細

国会議事堂
住所:東京都千代田区永田町1-7-1
電話:03-5521-7445
アクセス
永田町駅(有楽町線・半蔵門線・南北線)徒歩3分
国会議事堂前駅(丸ノ内線・千代田線)徒歩6分

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最後に

お堅いイメージの国会議事堂は思った以上に気楽に見学できる楽しいスポットでした。国会議事堂見学ツアーは無料で参加できるので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

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