伏見稲荷大社の映えスポット 千本鳥居と狛狐 おもかる石の運試しも!

伏見稲荷大社 千本鳥居 旅行

京都の千本鳥居で有名な伏見稲荷大社に行ってきました。朱色の鳥居のトンネルがどこまでも続くフォトジェニックな世界は圧巻!ほかにも狛犬ならぬ狛狐やおもかる石など見逃せない観光スポットがいっぱいです。夜間や早朝でも参拝できる上に、拝観料は無料です。

伏見稲荷大社

伏見稲荷大社 楼門

京都・伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は全国に約30,000 社ある稲荷神社の総本宮で、お稲荷さんの発祥の地です。境内の参道には千本鳥居をはじめ、様々な鳥居が奉納され、神秘的でフォトジェニックな世界を醸し出しています。

伏見稲荷大社のご利益は家内安全、諸願成就、安産、万病平癒、学業成就など様々で、五穀豊穣・商売繁昌の神様としても知られています。

伏見稲荷大社は最寄り駅のJR奈良線「稲荷駅」からすぐの場所にあり、駅に降り立つと、鳥居の間から本殿へと続く楼門(ろうもん)が見えます。

楼門

 

伏見稲荷大社 楼門

伏見稲荷神社の楼門は、幅約10m、高さ約15mもある屋根付きの大きな門。国内最大級の楼門で、重要文化財に指定されています。重厚感あふれる楼門は、豊臣秀吉により造営されたと言われています。

狛狐

伏見稲荷大社 楼門の狐

伏見稲荷大社には狛犬ならぬ狛狐(こまぎつね)があり、境内にはほかにも狐の像がたくさんあります。狐がくわえているものは、稲穂、玉、鍵、巻物で、それぞれの意味は、稲穂は五穀豊穣、玉は稲荷大神の「霊徳」、鍵はその御霊を身につけたいという「願望」、そして、巻物は「知識・知恵」の象徴なのだそうです。

伏見稲荷大社 狐の像

狐は、神様のお手伝いをする稲荷神の眷属(けんぞく)と言われています。伏見稲荷大社にいるたくさんの狐たちは、参拝客を見守っているのかもしれません。

伏見稲荷大社 千本鳥居

伏見稲荷大社 千本鳥居

伏見稲荷大社の千本鳥居はフォトジェニックな映えスポット!赤い鳥居の数は約1万基、千本鳥居の長さは約400メートル、階段の数は約1300段と言われています。

伏見稲荷大社 赤い鳥居

目にも鮮やかな朱色の鳥居のトンネルは圧巻!果てしなく続く鳥居のトンネルをくぐりながら歩いていると神聖な気持ちになります。

伏見稲荷大社の参拝ルート

伏見稲荷大社の参拝ルートは様々ですが、所要時間の目安としては、「奥社奉拝所」まで約10分、「新池・三ツ辻」まで約20分、「四ツ辻」まで約30分。稲荷山の頂上までは約1時間ほどかかります。

伏見稲荷大社は標高233mの霊山・稲荷山にあるので、どこまでも続く鳥居をくぐりながら歩くだけでもかなり疲れます。でも、着物姿で登っていく若い女性をちらほら見かけました。

伏見稲荷大社 千本鳥居

千本鳥居は延々と続きますが、どこからでも引き返すことができます。どこまで登るかは自分次第ですが、体力に自信がない私たちは「新池・三ツ辻」から引き返すことにしました。赤い鳥居をくぐり抜け「奥社奉拝所」まで歩くだけでも、神秘的な雰囲気を十分味わうことができますよ。

伏見稲荷大社の見どころ

伏見稲荷大社の見どころは 千本鳥居のほかにも運試しができる「おもかる石」や、狛がえるが鎮座する「末広神社」などたくさんあります。

伏見稲荷大社 おもかる石

おもかる石とは伏見稲荷大社「奥の院」にある運試しの石です。灯篭の上にある丸い石を持ち上げた時に石の重さが自分が思った以上に軽いと感じたら願いが叶う、思った以上に重いと感じたら、その願いを叶えるためには一層の努力が必要、と言われています。実際に持ち上げてみると・・・?かなり重かったです。

伏見稲荷大社 根上りの松

伏見稲荷大社 根上りの松

「根上りの松」は、神経痛や肩こり,足腰の病が治るとされ、松の木の根を膝まづき祈りを捧げる人に見立てたことから、「膝松さん」とも言われています。

熊鷹社

「熊鷹社(くまたかしゃ)」は新池のほとりにあるパワースポット。近くには赤いろうそくなどが並ぶ茶店もあります。

末広神社

伏見稲荷大社 末広神社

末広神社の境内には、狛犬ならぬ狛がえるがあります。ほかにも、かえるの置物が点在し、「かえる神社」とも呼ばれています。

荒木神社

荒木神社は、お守りやおみくじなど、可愛いキツネの授与品があります。

願掛け鳥居

伏見稲荷大社 願掛け鳥居

伏見稲荷神社には願いが通るという「願掛け鳥居」やキツネの顔の「願掛け絵馬」もあります。

伏見稲荷大社 願掛け鳥居

願掛け絵馬

伏見稲荷大社 願掛け絵馬

伏見稲荷大社のお土産

伏見稲荷大社商店街のお土産屋さんには、キツネの顔をかたどったキツネ煎餅をはじめ、甘酒 · 冷やしあめ · わらび餅など美味しい和菓子が揃っています。

「総本家 いなりや」きつね煎餅

伏見稲荷大社参道側の鳥居のそばにある「総本家 いなりや」は、伏見稲荷大社御鎮座1300年祭直会御用達にも選ばれたいなり煎餅の名店です。 掲げられた看板には、お店の登録商標である縁起のよい、朱色の鳥居の上を跳ねる白きつねの姿が描かれています

伏見 祢ざめ家 いなり寿司

お稲荷さんへのお供え物と言えば油揚げ。伏見はいなり寿司の街としても有名で、伏見稲荷参道商店街にはいなり寿司のお店がたくさんあります。1592年創業の「祢ざめ家」は、豊臣秀吉ゆかりのお店で、店名は秀吉の正室・祢々(ねね)の文字から付けられたそうです。祢ざめ家のいなり寿司の酢飯には胡麻と麻の実が入っています。

伏見稲荷大社の基本情報

伏見稲荷大社
住所:京都府京都市伏見区深草藪之内町68 MAP
電話:075-641-7331
拝観:終日参拝可能
拝観料:無料
アクセス
●JR奈良線「稲荷駅」から徒歩すぐ
●京阪電鉄京阪本線「伏見稲荷駅」から徒歩5分
●市バス「伏見稲荷大社前」から徒歩7分
http://inari.jp/

最後に

伏見稲荷大社は千本鳥居をはじめ見どころ満載なので、稲荷山を含め全部を回ろうとするとかなり時間がかかります。本堂から奥社奉拝所までの赤い鳥居を歩くだけでも、霊山の神秘的な雰囲気を味わうことができます。夜間や早朝でも参拝できるので、京都旅行の際は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

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