夏越の祓と芽の輪くぐり 浅草神社の夏詣 心が整う日本の新しい行事

浅草神社 夏詣 おでかけ

浅草神社の「夏詣」をご存知でしょうか?新年の始まりに神社・仏閣を参拝するのが初詣、その始まりから約半年、1年の半分を節目に、7月1日以降に参拝するのが夏詣です。1年の前半(1月から6月まで)無事に過ごせたことを感謝し、後半(7月から12月まで)の平穏を願う新しい行事を取り入れてみませんか。

浅草神社の夏詣

浅草神社 夏詣
浅草神社の夏詣は6月30日を前夜祭とし、7月1日から7月7日まで「芽の輪くぐり」、「井戸洗い神事」、「慰霊線香花火」など様々なイベントが行われます。「芽の輪くぐり」の神事は毎年6月30日の「夏越の祓(なごしのはらえ)」で行われますが、「芽の輪くぐり」は期間中ずっと設置されています。

無病息災を願う「芽の輪くぐり」は、芽(ちがや)で作られた大きな輪を左回り、右回り、左回りと8の字にくぐって穢れをはらいます。

浅草神社 夏詣

参道の両側に立ち並ぶたくさんの七夕の笹飾り。願い事が書かれた短冊と共に吊り下がる「夏詣」の文字が印象的です。

浅草神社 夏詣

浅草神社から始まった新しい日本の風習「夏詣」。初詣ならぬ夏詣は、日本の伝統文化を体験できるいい機会です。神様に半年の無事を感謝し、残り半年の平穏を祈る夏詣が、少しずつ全国に広まっていくといいですね。

浅草神社の基本情報

浅草神社
住所:台東区浅草2-3-1
電話番号:03-3844-1575
アクセス
電車:東武線 浅草駅徒歩6分
バス:北めぐりんバス 二天門徒歩2分
公式サイト:http://www.asakusajinja.jp/index_2.html

最後に

浅草神社で行われる夏詣は初めての体験でしたが、過ぎた日々に感謝し、残る半年の無事を祈る行事に参加することで、清々しい気持ちになりました。心が整う新しい風習「夏詣」をぜひ暮らしの中に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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